桜が丘いきいき交流センターで、議会報告会を開催しました。
会場一杯の参加者があり、活発な意見交換ができました。
私が気付いていなかった意見、提案もあり今後の議会活動の参考にさせていただきたいと思いました。
ただ、若い方の参加がしやすいようにと夜の時間にしましたが、若い方の参加者が少なかったのは少し残念でした。
質問に対しては回答を十分整理できず、説明しきれなかった所もあったので少し補足いたします。
百条委員会は犯罪摘発(これは警察の仕事)が主目的ではなく、新拠点整備事業の企画、進め方に問題はなかったか、仮に違法と言えなくても行政の手続きとして妥当であったかを調査・検証するのが目的で、問題があれば今後の行政に活かそうとするものです。
桜が丘中央の再開発発議が否決されたことについては、手続きが委員会中心主義の議会ルールに反した発議であることと、全議員が再開発には賛成であるにもかかわらず、特定の4人の議員だけで抜け駆けのように発議したことに多くの議員の反発をかったためと思われます。少し詳しく説明します。
赤磐市会議規則第37条では「会議に付する事件は、・・・議長が所管の常任委員会又は議会運営委員会に付託する」とされ、赤磐市議会申し合わせ事項でも「議案は原則として委員会に付託する」としており、委員会中心主義が議会の基本ルールです。
また、赤磐市議会基本条例第10条2項には「議会は、本会議、委員会において、・・・議員相互間の自由な討議により議論を尽くして合意形成に努めるとともに・・・」とされ、第12条2項では委員会について「委員長は、自由討議による合意形成に努め・・・」として、合意形成に努力するとしています。
要するに、委員会で議論を尽くして合意形成を図り発議するのがルールです。それを4人の議員だけで、それも議長、副議長の経験者でもある4人の議員だけで突如議会最終日に発議するなどルール無視以外の何物でもありません。
自分の実績をアピール(自慢?)したかったのかもしれませんが、賛成少数で否決されました。当然の結果です。
付け加えれば、桜が丘中央の再開発は、これまでも私が一番多く取り上げている問題であり、この9月議会の一般質問でも取り上げていました。にもかかわらず発議者からは私には事前に何の相談もありませんでした。




