一般質問初日のトップバッターとして、今回は文化施設整備、歴史遺産の整備と、組織・人員配置の見直しについて質問しました。
文化施設整備については、赤磐市には市民ホール(市民会館)も美術館も無いために芸術を体感できる環境にないことを具体的な事例をあげて質問しました。
2月11日に赤磐市制施行20周年の記念式典が行われた赤磐市中央公民館も関係者だけで満席。その日の午後に開かれたお笑い赤坂亭30周年記念寄席では開演前から満席でパイプ椅子を並べてしのぐ始末。12月に開催した岡山交響楽団と福田廉之介さんとの演奏会は80人のオーケストラが乗れるステージ、460人もの聴衆を収容できる施設は赤磐市にはないので恥を忍んで桜が丘中学校の体育館で開催しました。
ところが、現在まとめている「赤磐市文化振興ビジョン改定版(素案)」は、7年前に作っただけで何もしていない前回ビジョンと全く同じ表現で「施設の整備・充実」は期待できません。
美術館についても、全く記述がありません。高梁市の旧吹屋小学校での石村嘉成さんの展覧会を例にして、閉鎖になる軽部小学校や山陽西小学校の空き教室か赤坂支所を改装して美術館にすることもできると質しましたが噛み合いません。赤磐市には元瀬戸内市美術館の館長で、美術館の運営・企画については打ってつけの方がおられるし、今年度で国立大学を退官される西洋画の教授もおられます。赤磐市には、場所さえあれば常設展も企画展も十分にできる人材がそろっています。
冬季オリンピックでの、りくりゅうペアのフリーの演技を見て誰もが思わず涙したのは、あの滑りが最早スポーツ競技の枠を超えて、芸術の域の美しさだったからではないでしょうか。物では得られない感動、喜びが得られる。これが芸術です。音楽、美術も芸術です。残念なことに赤磐市にはこの芸術を体感できる環境が整っていません。市長には完成までとは言いませんが、任期中に道筋だけでもつけていただきたいものです。
歴史遺産整備については、12月議会でも取り上げましたが、整備する姿勢が全くないので再度取り上げました。市長は必要性は認識していますが、肝心の教育委員会、産業振興部はまるで当事者意識が伺われない答弁の繰り返しです。「赤磐市文化振興ビジョン改定版(素案)」には備前国分寺跡や両宮山古墳周辺の整備については、7年前と同じ「歴史公園として整備することが必要です」とまるで他人事のように書かれているだけです。具体的に地図を示して何をどうすべきかを質問したのですが、全くかみ合いませんでした。これでは整備は期待できません。
組織・人員については、現在の赤磐市の救急体制は十分でなく、市民の命にかかわるので資料請求して得たデータをもとに救急隊1隊分の増員の検討を要請しました。その他、デジタル推進室の課への昇格、文化担当部署として文化スポーツ課の設置を提言しました。






