野外実習(3)「白亜紀のカルデラの中を歩く」に参加しました

約8千万年前にできた和気カルデラの中を横断しながら、当時作られた岩石と現在の地形を観察しました。

JR熊山駅前に集合し、奥吉原の火砕流堆積物である溶結凝灰岩の露頭を見て、カルデラの中心である流紋岩溶岩の”和気富士”、”和気アルプス”を見ました。

なんとハローワーク和気の前には道路建設時に採取された16箇所のトンネルの石が展示されていました。ついでに大題目岩も見ました。これも溶結凝灰岩だそうです。

最後に吉井川のU字谷を見ました。日本の谷の多くはV字形を成していますが、ここは氷河地形のようなU字形をしています。大きな隆起がなかったことの証明だそうです。