赤磐市議会が4か所で開いた議会報告会のうち、くまやまふれあいセンターと桜が丘いきいき交流センターでの報告会に参加しました。

両会場とも3常任委員会の報告と、それに対する質疑応答を行い、その後懇談会を行いました。

熊山会場では、熊山支所の取り壊しについて、地元の方にとっては愛着のある建物なので何故なのかとの質問がありました。これについては①耐震性もないし、トイレ等の老朽化が激しく修繕を続けるには費用が掛かりすぎること、②隣に「ほほえみ」と「ふれあいセンター」がありスペースの確保に問題はないこと、③市民にとっても現在は支所とほほえみに分散している支所機能を一か所に集約できて利便性が向上すること、④駐車スペースが少なくてホールが活かされていないほほえみが、跡地を駐車場にすれば利用率向上につながること、⑤赤磐市の「公共施設等総合管理計画」ではこのままの施設維持は膨大な維持費が必要になるので、今後50年間で床面積を50%削減する計画になっており、熊山支所に限らず施設の統廃合が必要になることなどの理由を説明しました。

桜が丘会場では、ゴミの焼却残渣は域内処理が原則なのに、遠い奈良県の御所市まで運ぶのは無駄。早く最終処分場を整備すべきではないかといった意見や、赤磐市には市民会館をはじめ無いものが多すぎる。10年後、20年後の子供たちのために発展していく赤磐市を作っていくべきではないかといった意見のほか、多くの意見が出されました。

両会場とも新拠点整備については多くの意見が出されましたが、交通渋滞問題は共通した懸念でした。また、コストコやナカシマが来れば雇用増や商店の新規出店等の波及効果もある。反対する議員は反対する理由を聞かせてほしいといった意見が出されました。

これに対して産業建設常任委員会所属の議員は、反対議員はいない。賛成派と慎重派だけだと説明しましたが、市民には慎重派が反対派に見えるようです。