両宮山古墳保存整備工事完了記念第2弾の歴史ウォーキングに参加しました。

赤磐の文化財、散策コースにある「両宮山古墳・備前国分寺跡コース」を20数名の考古学ファンの方と一緒に、郷土資料館学芸員の解説を聞きながら3時間半をかけて歩きました。

コースは備前国分寺跡→両宮山古墳→和田茶臼山古墳→正免東古墳→廻り山古墳→森山古墳→小山古墳→朱千駄古墳→備前国分寺跡の約5kmです。

両宮山古墳から南東に見える綺麗な三角形をした火打ち山に向かって、森山古墳、小山古墳がほぼ一直線に並んでいるのを教えていただき、偶然なのかそれとも何か意味があるのか興味がわきました(飛鳥の天武・持統天皇陵→高松塚古墳→キトラ古墳を思い出しました)。

それにして備前国分寺跡は一部は草刈りはしているとはいえ相変わらずススキ、セイタカアワダチソウが生え、一般の観光客が訪れてみたいと思うような整備はされていません。

両宮山古墳整備工事用の仮道路を作っていましたが、仮道路ではなく県道からの侵入道路を整備し、駐車場を確保すれば赤磐市外からの観光客も大勢訪れるだろうし、市内の家族連れもゆっくり楽しめると思います。

新拠点整備の何分の一かの予算で備中国分寺跡に並ぶ歴史遺産を活かした赤磐市の観光拠点ができると思います。このままでは宝の持ち腐れです。残念でなりません。